初日(その1 その2)に続き、2日目9月6日も参加しました。
2日目の目標はできるだけ長く会場にいること、受注する複製イラストを精査すること。イラストが見たい方は初日レポートをご覧ください。
グッツレビュー⇒saitomイラスト展グッツレビュー
一番乗りログインボーナス?
初日は一番乗りで会場入りしたということで、調子に乗って意味もないのに開場即入場を試みた私。
ところがそこは田舎者の方向オンチ、慣れない道で手早く行こうとしたら迷う迷う。
多分、方角に関しては私極端にIQが下がるんですね。
土地勘も無エ 時間も無エ
知恵もそれほど回って無エ
同じとこ毎回ぐーるぐる……
……スマホに頼りすぎなんだよなぁ。
結局会場に着いたのは12:01とかその辺り。でもまだ誰もいなかったのでもしかすると2日目も一番乗りだったのかも…?
まあ別にログボがもらえるわけではないんですけど、ファンの熱というか、やる気を見せつけたいなあと思って。私個人のことはともかく。
受注販売品を買おう!
さて、会場では限定グッズの他に受注販売の受付も行っていると初日の記事でお伝えしましたね。
会場に展示されている「プラネットガールズ」を除くイラストと同じ複製イラスト、アクリルボード、キャンバスボードが購入できます。
以下、詳細情報。
※全てとらのあなから引用。
複製イラスト
販売方式 :受注販売
価格 :18,519円(+税)
額縁寸法 :393×508mmフレーム材質:アルミ製、フレーム幅:12mm
表面 :アクリル(2mm厚)
付属品 :アクリル板、額ひも 、かぶせ箱
50年以上の歴史を誇る製版会社と共同でアート作品として制作した、ハイクオリティな複製イラストです。
そのクオリティは、紙の特性や作者の意向を把握し、最適なデータへの修正やテスト検証、独自のプロファイルを活用した出力コントロールなど、製版技術者のプロによって通常の出力サービスにはない製版会社ならではのオリジナル作業で実現しています。
アクリルボード
販売方式 :受注販売
価格 :7,000円(+税)
寸法 :B5サイズ・B5変形サイズ
素材 :アクリル
アクリル厚 :5mm
複製イラストを依頼している製版会社と共同で製作したハイクオリティのアクリルボードです。
アクリルに直接印刷をするのではなく、高精細プリントされた高級紙を裏から接着することによって今までになかった美しい仕上がりの作品になっています。
キャンバスボード
販売方式 :受注販売
価格 :7,000円(+税)
寸法 :B5サイズ・B5変形サイズ
素材 :木材
複製イラストを依頼している製版会社と共同で製作したハイクオリティのキャンバスボードです。
手作りの木枠に高精細プリントされたキャンバス紙をひとつひとつ張り合わせて仕上げています。
2日目は、これらの品定めをするために時間を費やしました。いやー、これがホント迷った、悩んだ。
だって、どれも欲しいんだもん!!!
開場直後の12時から、悩むこと約3時間。予算・好み・バランス、そして打算。全てを考慮し悩み抜いた結果、こうなりました。
青マルが複製イラスト、赤マルがアクリル、黄マルがキャンバスボードです。
では、なぜこのチョイスになったか少し解説しましょう。
➀「DF」2ページ目のケモミミ爆乳娘。タペストリーと絵柄がかぶっていますが、個人的にこの娘お気に入りなんですよ。この娘だけは来場前から決めてました。
締め付けられたおっぱいと、透明感のある瞳が実にヨイ。上目遣いもまた良い。
②「なんてん」の三味線草(シャミセングサ)ちゃん。雨に濡れた感じが綺麗に出ていたのと、真横を向いたイラストが貴重だったので、ポチッ。
水も滴るイイ女、とはこのことですな。
③こちらも「なんてん」より二色空木(ニシキウツギ)ちゃん。彼女は今回2種類あるのですが、もう一つの柄は既にタペストリーで持っているため選考外。私はsaitomさんの肉感的な描写と、それを際立たせる塗が好きなんですが、「やっぱケツも見てえな」というクソみてえな欲望に従いました。
しなやかなラインと、チラッと見えるお尻がスバラシイデスネー。
④「Zimakupiza」の宇佐田ゆうちゃん。彼女のアクリルアートを既に持っており、本来なら選考外だったのですが、ダイナマイトボディはやはり魅力的。
けど決め手は少し打算が入りました。というのも彼女の妹、宇佐田みみちゃんのグッズはC96のタペストリーしかなく、イラスト展示はありませんでした。
でも今後もしイラスト展があるなら、必ず出てくるキャラクターだと思います。イラストを比べても、左右対称の構図。
となると、ここは姉妹で飾ってあげたい。というわけで購入予定にはなかったのですが、無事採用!+2万の出費だ、わーい!
この爆乳姉妹は並べて飾ると、ものすごい相乗効果を発揮するに違いない。
⑤「cerpat(R18)」の燈ちゃん。背景は真っ白なのですが、高精細出力により彼女の存在感がかえって際立っていました。肌が美しい。
イラストとしてただただ綺麗で魅了されてしまいました。
トップレスだけど、下と靴は履いている、フェチズムをくすぐりますね。
⑥「GRAFFITIES VOL.1(絶版)」に載っている女の子。私この本は持ってますが、まだ読んでません。
なんか上手く言えませんが、欲しくなったんですよねー。⑨の娘と迷いました。
日焼け跡と、脱ぎかけのシチュがまたいいですね。
⑦女の子の顔も見えませんし、一見saitom感が薄いイラストなんですけど、風景が綺麗なのと、主線の強いタッチが彼にしては珍しく感じたので選びました。
ただ複製イラストにするよりは、アクリルにしたほうが映えるかなと思いました。
予算の都合もあるしね…。
⑧ゴメンナサイ、出典がわからない…。「saitom Illustration Works」で確認しても、曖昧な情報しかないんですよね。
この娘が可愛いのはもちろんですが、「この絵はこの人が描いたんだぞ!」というのが欲しかったので、下部にサインがあるこれを選びました。
だって色紙サインなんて俺の運で引けるわけないもんねー(半ギレ)
⑨「UnisiS 3(R18/絶版)」の水着少女。名前はあるのだろうけど、まだ読んだことがないのでわかりません…。
アイスをペロペロしながら水着の食い込み?を直しているのがいいですねー(そのまんま)。
前述の通り、複製イラストにしようか迷いましたが、アクリルでも映えると思ったので諦めました。
⑩「GRAFFITIES VOL.3(絶版)」のロリッ娘。saitomさんの画風的には童顔寄りのキャラが多いかもしれませんが、ガチのロリッ娘はあまりイメージがなかったです。
そういった物珍しさと、柔らかいタッチがキャンバスボードにマッチするかなと思いました。
ちなみに私はロリコンではないので、本来なら選考外になっていたかもしれません。
惜しくも選考外
3時間も悩んでましたから、当然苦渋の決断で選考外にしたものもあります。
九輪草(クリンソウ)ちゃん
二色空木ちゃんや三味線草ちゃんと同じく、「なんてん」から九輪草ちゃん。
いや正直かなり好みなんだよ。でもよ…
タペストリーと柄かぶってんだよなあ!!!
なんでんやねん!
…ゴメンナサイ。
惜しい、非常に。めっちゃ可愛いんですけど、タペストリーあるからね、しょうがないね(泣)
やっぱ無理してでも買うべきだったかなー…。後悔しても仕方ないが。
名前わからんけど、この娘もいいよなー。シチュといい表情といい最高。
なんですけど、私、荒いタッチってあまり好きじゃないのよね…。
このイラストはこのイラストで素晴らしいんですけど、やはりカチッと線の決まった、清書?したようなもののほうが映えると思ったんですよ。
これが他のイラストのように主線がはっきりしていたら間違いなく買っていたでしょう。
もちろん、この荒さだからイイというのもありますでしょうけど、ね。
燈ちゃん
「cerpat」の表紙と悩みました。貴重な全身絵でしたし。ただ少しタッチが粗いのと、中心より少しずれた立ち位置なのが気になる(笑)
今回クリアファイルに採用されていた娘。物憂げに見えるような、神秘的な表情と、下はすっぽんぽんというアンマッチさが好きです。エロいですよね。
「saitom Illustration Works」のカバーガール。勝手な想像ですが、saitomさんの初画集を飾った彼女だし、彼自身も思い入れが強いだろうからファンとして欲しかった。
ただ彼女はタペストリーもあるし、さすがに予算オーバー。
逆にこういうメインを貼るようなイラストは、またの機会があるのでは?と考え見送ることにしました。
ところで、saitomさんも一々考えるのがめんどくさいんだろうけど、キャラの名前を知りたいと常々思う。まあキャラとして、というよりは一枚の絵という認識なんでしょうね。
さあ、注文だ!
ここから先は注文方法について。あまり面白い話ではありませんが。
手順は大きく分けて3つ。
➀受注シートの製品番号欄にそれぞれ欲しい個数を記入する。
②ヤマトの伝票に住所・氏名・製品番号及び個数を全て記入する。
③店舗控に氏名・フリガナと製品番号を記入する。製品一つにつき一枚記入する必要がある。
うーん、③の手順いる?
私くらい注文してたら煩雑で仕方なかったゾよ…。ヤマトの伝票なんてもう書くとこないしねww
おかげで何枚か書き損じたよ…。
さあ、気になるお値段は…?
真ん中のレシートが受注分。
内訳は
複製イラスト(18,519円)×6+アクリルボード(7,000円)×3+キャンバスボード(7,000円)×1=139,114
8%の消費税(11,129円)を加算して締めて150,243円だァァァアア!!!
増税ってやっぱクソだわ。9月で良かったよ、ホント。間に合わせてくれてアリガトゴザマース!!
初日のレポで「受注販売の売れ行きがイマイチ」と話した根拠は、店控の枚数である。注文の際に使用するこの控は、No.が割り振られているため、何枚使用されたかがすぐ把握できる。
初日は2時間で退散したため、不明であるが、2日目は私が大幅にNo.を進めた以外はほとんど動きがなかった。
土日にコアなファンが買ってくれていることを祈るのみだ。
ちょっと一言。
これは連れとも話したのだが、もしかするとこちらのほうがグッズよりsaitomさんの利益になるのだろうか?だとしたら自分は結構貢献できた(と思う)ので嬉しいが…。
閉場
2日目のもう一つの目的が、閉場時間までいること。悪あがきで19:50くらいに色紙とドミテリアを購入しただけで、他の時間はイラストをじっくり眺めたり、しょーもない妄想にボーっと耽っていました。
閉場が近くなってくると、レジの店員さんと店長らしき人が会計締めについて話していた。曰く「サイトムの売り上げがどーのこーの」と。
さんをつけろよデコ助野郎!とは思ったけどファンじゃなけりゃそんなもんよね、ごめんね。
時計の針が20:00を指したところで、すぐに「本日のイラスト展は以上になりまーす」とでも言うのかと思ったら、何も言われない。
数分したらスタッフさんがソワソワし出したので、「今だ!」と思って出たら「ありがとうございましたー」と言って作業を始めた。
私は小さい声で「ありがとうございました…。」と言うだけだった…。
せっかく個展を開いてくれたのだから、簡単に感謝でも伝えるべきだったかな。まあ私の戯言なんぞ聞くより早く片づけをしたいだろうけどねw
結局2日目は8時間のうち5時間ほどいた(12:00~15:00, 18:00~20:00)のだけど、スタッフの眼にはどう映ったのでしょう?
「長いこと見てる熱心なファンもいましたよ」と一言伝えてくれたら嬉しいけどなー。
ずっと居座るイカレポンチ扱いされてなきゃいいですが…w
さいごに
C95にて彼の同人誌を買って9ヶ月。自分のファン歴がまだ1年に満たないことに驚く。そんなにわかもいいとこな自分が、saitomさんの初個展に参加できるとは、珍しく運が良かったというべきか。
古参のファンはもっと募る想いもあるかもしれない。
イラストレーターにとって、自分の絵だけで人を集められることは、きっと幸せなことなのだろう。来場者として、ファンとしてまだまだ未熟者の自分がその一部となれたのは私としてもまた幸せなことだ。
熱や思い入れの差こそあれ、ファンだという自覚のある人は出来る限り寄ってあげてほしい。買い支えという形で、日ごろの感謝を伝えるのもいい。
興味のある方は来場するだけでいい。イラストから何かつかみ取ってくれれば、感じてくれれば彼も喜んでくれるだろう。
一ファンとして、此度の「saitomイラスト展」の成功を願ってやまない。
P.S 地方民の諸君へ
夜行バスは体がバキバキになるからオススメしないぞ。20代の私でも結構きつかったぞ。睡眠薬ないと寝れんぞ☆
10代なら知らんが。
どうしてもお金を浮かせたいのなら、その分買おうな!